親の仇をとるように。。。

cafe-kuroneco2009-04-13

親の仇をとるように
私はひとつの料理を「お店に出しても大丈夫!」にするまでに何度も何度も作ります
いや、お店を始める前からその傾向はありました
カルボナーラに凝ると一ヶ月間夕食はカルボナーラ
鶏肉の上手な焼き方を教わると一週間のうち三回は鶏肉を焼き、パン作りはほぼ半年くらい毎日パンをこねていました

ケーキやパンなら、膨らみが悪いと膨らむまで焼き続けるし
焼きムラがあるならばオーブンの温度を10℃くらいづつ調整して、生地を作る工程からやり直して何回も焼いてみる
だしなら昆布の分量、かつおの入れるタイミング、自分が美味しいと思うまで作り続けたりする

それはなんだか意地みたいなもので。。。


作ったものが失敗すると私はかなりヘコむ
口数がすくなくなり、機嫌が悪くなるぐらいヘコむ


コレに関してはすぐ隣にいる人が被害者になる
作り続けるものを日々食べ続けなければならないし、失敗してヘコむ私を
ヒヤヒヤしながら見守らなければならない
ごめんなさいね、お隣さん★

でも、最近はヘコむ回数も減ってきて(まだまだオーブンを開けて、がっかりする日も多いのですが)コツみたいなものもつかめてきました
ハンドミキサーで生地を混ぜている時の感触や感覚でタイミングがわかるようになってきたし、うちのオーブンの焼きクセ(?)もわかるようになってきました
結果、何度もチャレンジすると考える力がついて必ず失敗は少なくなる

人生も何度もチャレンジすると、コツがつかめて上手く生きていけるようになるのでしょうか?
お料理のようにはいかないのかな?


失敗をしながら習得した。。。シフォンケーキ。。。大好評です。。。
オープンから焼き続け、かなり上達した。。。チーズケーキ。。。
ホールで買ってくださるお客さまあり
ありがとうございます。。。